人間とAIが一緒に仕事をするための、PC上の仕事場です。
いわば、机や棚があり、仕事の進め方も用意された自分だけの事務所。
あなた専用のPCローカル環境に作られた、独立したワークスペース。クラウドの巨大システムに縛られず、自分の手元で仕事を育てます。
お互いの部屋には入らない。 中庭のテーブルに、一枚の紙を置き合う共有の場所です。
自分のペースで考え、深める場所
持ち帰り、自分の基準で判断する場所
各課にデスク。課同士が協働する場所に、メッシュ(中庭)。
鳥羽市の課名を使った仮例で、仕事場と中庭のつながりを見渡します。
担当者が「清掃で出た草木についての相談」を開きます。
前回の記録を読み、自課のデスクの中で今日の確認事項を整理します。
作業場所と利用条件は、関係する専門の課と確かめる必要があります。
自課の領分と、他課への相談事項を切り分けることで中庭の必要性が生まれます。
各課が読める場所に、目的と次の確認事項を残します。
メールやチャットで流れてしまわないよう、1枚の共通帳票としてテーブルに置きます。
| 相談の件名 | 清掃で出た草木を活用したい |
|---|---|
| 発信元と宛先 | 環境課 ➔ 建設課・農林水産課 |
| 確かめたいこと | ① 作業場所・一時保管場所の条件(建設課) ② 資源としての利用条件(農林水産課) |
| 現在地 | 相談中 実施するかは、まだ決めていない |
| 次の動き | 各課が自課のデスクへ持ち帰り、確認して返答する |
中庭の相談を読んだだけで、引き受けたことにはなりません。
自課のデスクに持ち帰り、自分たちの基準で対応できる範囲を整理します。
各課の返答をもとに、担当と共有する成果を整理します。
決まったことだけでなく、まだ決まっていない課題もそのまま記録に残します。
| 担当 | 受け持つこと | 共有する成果物 |
|---|---|---|
| 環境課 | 分別・受け入れ条件の整理 | 📄 受け入れ条件表 |
| 建設課 | 作業場所の選定・安全注意事項の整理 | 📄 場所と注意事項 |
| 農林水産課 | 資源(堆肥等)としての利用条件整理 | 📄 利用条件表 |
中庭で整理した分担と成果が、それぞれの課の仕事に戻ります。
中庭は永住する場所ではなく、成果を持ち帰って自立するための場所です。
例えば、全庁に関わる会議資料の提出ルールを共有する場合。
管理者が一方的に押し付けるのではなく、中庭で質問と回答を蓄積します。
デスクで仕事を育て、メッシュで協働の約束と成果を育てます。
お互いの不可侵な領分を守るからこそ、人は安心して力を合わせることができます。
鳥羽市の実在課名を借りた、AI時代の新しい協働モデルの解説です。
実際の導入事例や事務分掌を示すものではありません。出典と参照先を以下に記します。